1: TwilightSparkle ★ 2014/07/31(木) 12:14:39.28 ID:???.net
東京・佃島の盆踊りで踊る地元の子供たち=14日、東京都中央区
この夏、盆踊りが熱く盛り上がっている。人気アーティストが新作盆踊りを発表し、
新たな入門 書も登場。東京五輪・パラリンピックをにらみ「盆ダンスとして世界に発
信できるかも」との声も飛び出す。(SANKEI EXPRESS)
■サンバのように
「誰でも(踊りの輪に)入れてしまう」と盆踊りの魅力を語るのは、NHK連続テレビ
小説「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英さん=写真。「(平易な盆踊りを)一
緒に踊れば、意見が違っても共にやっていこうと思える。今の時代に必要なシステ
ムです」
大友さんは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の後、復興に取り組む
「プロジェクトF UKUSHIMA!」を結成。昨年、オリジナルの盆踊り「ええじゃない
か音頭」を作曲・プロデュー スした。今夏も福島市内にやぐらを建て20~30代を
中心に生演奏で盛り上がる。「あまちゃん 音頭」などを収録した盆踊りアルバムも
発売した。
日本文化の海外発信を検討する東京都の有識者会議で大友さんらは「盆踊り
を『盆ダンス』と してはやらせては」と提案し、注目を集めた。「サンバのように国
際的になるかも」と大友さん。 夢は、海外のロックフェスティバルへの参加だ。
■レゲエとミックス
「洋楽育ちの盆踊りの音頭取りが新しい解釈をしたり、若い人が面白さを感じ
たりすることが 増えてきた」と話すのは、3万人が集まる東京・下町のすみだ錦
糸町河内音頭大盆踊りの実行委員会メンバー、鷲巣功さん。
若手音頭取りの月乃家小菊さんの歌をレゲエとミックスさせたCDをプロデュ
ースし、DJらの 評判に。河内音頭のメロディーが軽快なリズムに乗り、小気味
良い。「庶民のビート感覚を絶やさず、エレキギターなども取り入れ今を歌い込
む。現代日本の民族音楽!」と鷲巣さんは胸を張る。
一方、これまで入門書などは少なかったが、盆踊りの歴史から参加のコツまで
をまとめた新感覚の「盆おどる本」(青幻舎)も7月刊行された。
■震災で見直し
元文化庁文化財調査官の田中英機さんは、祖霊信仰が具体的な形となった
盆踊りが、大震 災以降、特に求められているとみる。例えば、秋田県の西馬音
内盆踊りは母や祖母、曽祖母と代々家に伝わる形見の着物を縫い合わせた衣
装で女性たちが踊ってきたが、「祖先の魂を身にまとう」という古来の精神も近
年、地元以外の観光客にも見直されている。
東京・佃島の盆踊りは大震災後、イベントの自粛が続く中「こんな時こそやら
なくては」と開催を続けた。今年も大震災の無縁仏のために作ったのぼりを立
て、大勢が踊った。田中さんは「あの世の人々と出会い、交信できるかもしれな
いと考えるから、この国の人は踊らずにいられないのでしょう」と話す。
2014.7.31 10:20 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140731/trd14073110200003-n1.htm
引用元: ・【文化】 「踊らずにいられない」 熱いぞ!盆ダンス 世界へ発信 [産経新聞]
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